安室奈美恵&スーパーモンキーズの世界

石田 耕一(昭59年卒荒木運輸株式会社勤務)



安室奈美恵のサウンドは不思議なマジックがありそうだ。というのも出身地が沖縄とともにバックのスーパーモンキーズも同故郷である。南の島特有の雰囲気を秘めている。勿論、ディスコサウンドの日本語版なのですがヒット曲:トライ・ミー「私を信じて」をはじめ、
MEMORIES

「明日のために」、太陽の SEASON

、ハートに火をつけて、 stop the music

GOOD-NIGHT

というように個性的な風情を描けている。ユーロビートサウンドの日本語によるアレンジが激しく伝達する。ダンスもテレビ特有の世界を描いている。私白身、安室奈美恵のサウンドで好きなのは MEMORIES

「明日のために」。理由もありますが、このサウンドにはある意味が語られる。某大学野球部の応援でこのサウンドに類似する雰囲気があった。つまりこの MEMORIES

「明日のために」はそれなりの頭の中で空想される様相に傾かれる何かがあったという。意外と知られていないのは残念だが比較するサウンドの時代の流行と思いたくなる今日この頃だ。最近、サウンドについてのインパクト度が変化してきている。安室奈美恵&スーパーモンキーズは沖縄サウンドと見ておきたいのが心境である。特に、沖縄に対する応援の意識なのかわからないが高校1年のときの美術がそうだった。1年の夏休みの宿題として水彩画だったが約8時間もかけて画用紙に描いた絵が、題名「未来の沖縄」だった。今もなおこの絵には愛着がある。当時にしてみれば珍しかったのか抽象画だった。その結果、この絵は見事第21回全日本学生美術展覧会に入選した。沖縄サウンドとのコミュニケーションがこのときから始まっている。よくアイドルを耳にするが、今の時代は感覚的に多様化しているだけに着眼する場面が難易度を高くする。生命の源というのかどうか、寿命が短いのが気がかりだ。私としても安室奈美恵&スーパーモンキーズが短命にならないためにも頑張って欲しい。リズム感が良好というのもわかるような気がする。昔、シンガーソングライター、ニューミュージックの言葉が流行の先端を把握していたことがあった。約l年で消滅するサウンドが多いだけに幅広い売り込み方が考察するかどうか。芸術は苦労をしてこそ生命を保守するのが私自身の心情だ。何も見えないところからスタートし、いつの間にか流行になっていく。ただ単に成功すればの話になりますがいかにして自分のセールスポイントを広めていかねばならず就職も同様に思いたくなるだろう。プロ意識が誰しもみんな描いて生きて欲しいのが現状だ。特技の重点さがのしかかる。一芸入試も流行してきている。一握りになりつつある入試&就職。私の時代とは相違すべき点がここにある。コネ神話は何処へ伝わるのだろう。安室奈美恵&スーパーモンキーズ。タイミング・チャンス・それぞれの兼ね備えていると思う。ディスコサウンドをバックに若いギャルへの熱意があり、男性に問わず女性にも興味津々とするストーリーがある。ドライブするとき、安室奈美恵&スーパーモンキーズの世界に浸ることがある。テンポがいいからだと常に思う。ですが、新しいサウンドを耳にすることは時代の中に生きている感じが私にすれば想像する。昔のことを振り返ることは実績に物事を着眼すればいいのではと。10代、20代、30代、世代と時代に原点はあるのだろうか。青春サウンドを忘れていないのが私なのかもしれない。最後に、サウンドにはイメージ像を描き綴る世界がありそうな気配だと願いたい。でも個人的に述べると何か残せるものの大切さを感銘していって欲しい。ひとことでは語れない世界が。生き生きとエネルギッュ!トライ・ミー〜 stopthe music

まで……輝きのもとに描かれていくためにも。


The Chukyo University Society of English Language and Literature
Last modified: Mon Nov 16, 1998

Previous